いぼ(尋常性疣贅)

 手足や爪のまわりにできる小さな黒い点々や盛り上がったできものです。たこや魚の目のようにもみえますが、小さな傷、さかむけなどからウイルスが入って感染する皮膚病です。
 他の方や自身の他の部位へ感染する可能性がある皮膚病ですので、きちんと治療をお受けすることをお勧めします。
 
治療について
 ①厚みのあるものは削ってから液体窒素で治療します。1~2週間に1回通院が必要となります。
  痛みも伴う治療ですので、治り難い場合には他の治療法をご提案します。
 ②スピール膏という皮膚をふやかすテープを使うことがあります。基本的には液体窒素での治療と併用することが多いです。
 ③なかにはハト麦の成分であるヨクイニンという飲み薬が有効な方がいらっしゃいます。

​水いぼ(伝染性軟属腫)

 ポックスウイルスというウイルスに感染することで小さな水ぶくれがあちらこちらにできます。まれに大人にもできますが、このウイルスに対して免疫のないお子さんにできることの多い皮膚病です。
 お友達やご兄弟などにうつす可能性のある皮膚病ですので、きちんと治療をすることをお勧めします。しかし一方で自然治癒する皮膚病でもありますので、あまりにも数が多い場合には経過をみることをお勧めする場合もあります。

 

治療について
 ①基本的には1つずつピンセットで取る治療です。痛みを伴うため、お子さんにとっては辛いものとなります。痛みを和らげる麻酔テープを使用しますが、一度に取れる数にも限りがあります。
 ②数が多い場合や乾燥肌の方は次々と増えてくる場合があり、保湿剤やかゆみ止めの内服をすることで悪化しないようにケアをして自然治癒を待つこともあります。

当院では完全予約制で摘除を行なっておりますので、まずは通常の外来を受診していただいたうえで治療方針を検討いたします。