○帯状疱疹

原因 子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスが原因です。このウイルスは大人になっても体内に残ります。
   体調不良や疲労が重なると、体内にウイルスが活発化し、体の半分に水疱などがでてきます

症状 最初は痛みやかゆみで始まり、遅れて皮膚に赤みや水疱が出てくるため、診断が遅れます。
   顔にできる場合には頭痛、おなかなどでは腹痛や腰痛として始まり、1週間前後で皮膚に赤み、水疱が出現します。

治療 
①抗ウイルス剤(最長1週間)の内服、鎮痛剤などで治療します。患部はきちんと石鹸で洗ってください。症状によっては軟膏を処方いたします。
②眠れないほど痛みがある場合には眠剤、安定剤などを使用します。
 疼痛が強い場合には複数回の受診が必要です。   
 神経痛は温めると楽になることが多いので入浴したり、患部を温めるなどしてください。

経過 抗ウイルス剤の内服は1週間ですが、皮膚が良くなるには2~3週間かかります。
   痛みについては神経痛として症状が残る場合があり、痛みが残ったり、症状が増悪する場合には再診してください。
   2,3割の方は2,3か月後にも疼痛があり、1年後でも数%の方は痛みが残ります。

合併症 顔面、特に目の近くに症状がある方は眼科、顔面神経麻痺、難聴などがあれば耳鼻科の受診をお勧めします。
    全身に水疱、赤みがある方は病院で抗ウイルス剤の点滴での加療をお勧めすることもあります。

注意  水ぼうそうの予防接種をされていない小さなお子様との接触は控えてください。
    基本的に健康な成人にはうつさないとされていますが、全身に皮疹が出現した場合には注意が必要です。
    一生に1回とされていますが、まれに2回かかる方もいます。